私達の一番身近にいる野鳥、スズメ。

小さな頃から見ているけれど、意外とわかってることが少ない鳥なんだそうです。

何気なく観察していると、時折スズメが喧嘩している場面に遭遇することがあるんです。

今回は、そんなスズメの喧嘩の理由や原因について、ご紹介したいと思います。

スズメについて

体長約14cmと小さいですが、太いくちばしと、まあるい体。

両足を揃えて、ぴょんぴょんとホッピングで歩く姿は、すごくかわいらしいですね。

渡りをしない留鳥で、主に住宅地や農村など、昔から人間の住む場所でくらしている鳥です。

繁殖期以外は、群れで行動することが多く、やや警戒心の強い、臆病な性格をしています。

主に草の種子や木になる果実、昆虫や人間の出したゴミから、パンくずだって食べます。

あらゆる図鑑でも、大きさを知る基準とされるのは、それだけ人間にとって、認知度が群を抜いて高いためです。

スズメの喧嘩

スズメは群れで行動することが多いのですが、これは、スズメが警戒心の強い性格で、自分1羽だけで危険に備えるより、群れのみんなと協力して見張る方が、安心できるからのようです。

ですが、観察をしていると、時折喧嘩をしているスズメを見かけることがあります。

そんな時、まわりの仲間のスズメたちは、様子をずっとそばで見ているわけなんですが、この様子が、実に面白い!

スズメって、たえずチュンチュン、チュンチュン鳴いているので、喧嘩しているスズメのまわりの仲間スズメが、まるで「どうしたん?」「仲直りしなよ!」「ケガするぜ!」なんて言っているように見えるんです。

映像に勝手に吹き出しをつけると、きっと爆笑だろうなと、いつも思ってしまう私です。

スズメ 喧嘩 理由 原因

スズメの喧嘩の理由や原因とは?

では、いったいスズメはどんな理由や原因があって、喧嘩をするのでしょうか?

これは、スズメに恋の季節がやってきた時の、お嫁さんの奪い合いだとか、(=縄張り)の主張合戦、あとは餌のトラブルなどが考えられます。

そして、一つ言えることは、スズメのように、相手を殺傷するほどの攻撃が出来ない動物は、降参する相手に対して、攻撃を自制する本能を持ち合わせていません。

例えば、犬なら、お腹を見せて「降参」アピールをすると、そこで喧嘩は終わります。

でもスズメは、相手がそこから立ち去らない限り攻撃するので、意外にも激しい喧嘩になってしまうのです。

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まとめ

スズメの喧嘩は、けっこう激しいんですよ。

でも私はやっぱり、まわりでチュンチュン鳴きながら、喧嘩を見守るスズメ達をみると、思わず笑ってしまうんですよね。

皆さんもまた機会がありましたら、スズメの観察、してみてください(笑)!

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