すずめは人に対して臆病だから……と思うものですが、すずめの巣をベランダの庇や雨戸の上の隙間などに作られてしまって困っている方は多いそうです。
ちょっと調べただけでも、困っている方の相談のページがたくさん作られていました。
ハトやカラス対策のグッズは数あれど、以外とすずめ対策のグッズは少ないもの。
では、穏便にすずめと折り合いをつけるにはどうすればよいのでしょうか?
巣を作られる前に
まずはベランダに鳥が自然と寄ってきてしまうという場合を考えていきます。
古典的なグッズはCDや目玉の風船などですね。しかしこれは効果が薄いとの報告も多くみられます。まだ目玉や原色を使った派手な模様の布などの方が効果があるとか。
また、人のいないときを見計らってくることもあるそうですので、在宅しているときに来たら積極的に追い払うこと。地道ですが、継続してやってみた方が良いそうです。
いつの間にか巣を作られてしまった!
早朝から、大音量で雛鳥の餌を強請る声が響くので起こされてしまったり、すさまじい量の糞がベランダに散らばっていたりと、巣があることでこちらが被る迷惑は少なくありません。
しかし、野鳥を見捨てたくないとは誰でも思うものです。心が痛むのもありますし、処理も問題もあります。
すずめの巣作りから巣立ちまでは、大体50日くらいかかります。卵から雛が孵ってから巣立ちを経て独り立ちできるようになるまで24日ほどかかりますので、被害はこの三週間と少しの間に集中していると考えられます。
ただ我慢するには少し長く感じられる時間ですが、鳥が巣を作る家は栄え、一族繁栄や家内安全の願いも叶うと言われるそうです。それを思えば、少しは待つのも耐えられるでしょうか……。
独り立ち後は、ベランダ近辺に餌が無ければ居着くことはありませんので、安心できますね。空になった巣は撤去してしまいましょう。
まとめ
縁起物でもある巣ですから、やはり我慢できるようであれば、完全に巣を離れるときまで待ってあげた方が良さそうです。
すずめは年々減少しているといいますし、この機会に雛鳥などを観察してみるのも面白いかと思います。
すずめに対して絶対効く!と言うような対策はまだ見つかっていないようですので、もし巣を作られる前にすずめたちが集まったり出入りしているような気配があれば、地道に追い払っていくしかなさそうです。
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