スズメがあまり人のいかない場所にいつの間にか巣を作っていて、びっくりすることがあります。
雛がいるなら撤去するのはかなりためらいますよね。
スズメが集まる家は縁起がいいという話があるようですが、家に巣を作られたのは縁起がいいことになるのでしょうか。そのあたりを調べました。
スズメが家に巣作りをすると縁起がいいの!?
もともとスズメは、古くから吉鳥とされていて、とくに白スズメは瑞鳥(ずいじゅう)とされていたようです。
瑞鳥の意味は、古代中国で良いことが起こるかもしれないという前兆として現れる、何かしらの特徴を持っている動物のことを指すようです。
記録として残っているのが、その瑞鳥とされる白スズメを、聖武天皇や桓武天皇などが献上を受けたということです。
献上されるほど大切な鳥として扱われていたことになります。
また、縁物としてスズメに竹を添える縁起物としても捉えられているようです。
そんなところから、スズメが家に巣を作るのは縁起が良いとされて、その家が栄えるといった迷信や言い伝えのようなものが残っているようです。
昔は武将の中に、スズメを家紋にしていた武将もいたようです。
スズメの歴史には、スズメが神の使いとされてきたこともあったようで、京都の伏見稲荷の門前の名物になっているようです。
さらに、興味深いのが、スズメは、厄を「ついばむ」とも表現されているようです。まさに厄除けになるということですね。
スズメが縁起が良いとされるのは、他にもあります。
家内安全と一族の繁栄を願う意味合いもふくまれているようで、「寿徳」・「福徳」・「財徳」が備わるとまでいわれているようです。
どの言葉にも「徳」が入っています。また、スズメという名称を「福良雀」「福来雀」に当てはめて、富と繁栄を願う祈願の意味もあるようです。さらに、
まとめ
本当に古来からスズメは縁起が良いとされていたんですね。そのスズメが我が家で巣作りしたことをどう捉えるかです。縁起がいいのはわかったとしても、巣を作られたことで、衛生上の問題もあります。やはり、速やかに引き取ってもらうことが一番になるのでしょうか。それとも、ここは縁起かつぎでそうっとしておくのがいいのか悩みますよね。
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