ペットショップや小鳥屋さんに行けば、様々な種類の小鳥が販売されています。また、食料としてはスーパーで鶏の肉が販売されています。
スズメも買えるのでしょうか?今回はスズメの販売について少し調べてみました。
スズメの飼育
野鳥の飼育は簡単ではありませんし、正しいステップを経ないと違法になってしまいます。
このため、ペットショップでスズメを見た事のある人は、いないのではないでしょうか?
スズメは鳥獣保護法によって保護されています。そのため、捕獲や飼育は原則として禁止されているのです。
一方でスズメは狩猟鳥なので、狩猟に必要な免許を取得し、毎年狩猟前に登録をして定められた期間にのみ、規定された方法や場所で捕獲することができます。
この場合は、ペットとして飼育しても食料として食べても、問わないとされます。ペットとしてはスズメを買うことはできないでしょう。
スズメの販売
一方、ペットとしてではなく、食料としてならスズメを買うことができます。スズメは昔から稲を荒らす害鳥としての側面から、狩りをして食料にする文化がありました。現在でも少ないですが、スズメを食べられるお店はあります。京都府の伏見稲荷大社前の門前名物として、スズメの丸焼きがあります。ここでは、頭つきのまま網の上で焼いたスズメの肉が食べられるそうですよ。
運が良ければ、スズメの猟期である冬の間なら、伏見稲荷大社以外でもどこか居酒屋さんメニューでも見つけることができるかもしれませんね。その味も、意外と美味しいと評判のようです。
詳細は問い合わせ
スズメ捕獲や飼育に関する詳しい情報は、環境省へお問い合わせください。事前に確認しておけば、思わぬところで法律に触れる心配はありません。
まとめ
いかがでしたか?
とても身近な存在であるスズメですが、意外とペットとしての飼育や捕獲、食料としての捕獲にはたくさんの手続きを行う必要があることが、お分かりいただけたでしょう。
スズメを飼いたい場合には、正しい手続きを行ってくださいね。食品としてのスズメは、一度食べてみてもよいかもしれませんね。
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