スズメは体も小さくとても愛らしい姿をしています。その一方、イネの害鳥としてもとても有名です。
そんなスズメ達の苦手なものは、何があるのでしょうか?少し調べてみました。
スズメの習性
スズメはとても警戒心が強く、ほぼいつも集団で行動します。身体が小さいスズメにとって外敵はとても多いのですね。また昔から田んぼから追い払われてきた経験からか、人間に対する警戒心も強いです。
苦手なもの
スズメの天敵は、フクロウ、タカ、ワシなどの猛禽類、人間、そしてヘビなどが挙げられます。日本人はイネの害鳥であるスズメを昔から食料として食べてきました。また現在でも多くはありませんが、その文化は残っています。
野生動物は本能的に、天敵の声を嫌うとされています。スズメの場合は猛禽類の声や大きな音が苦手だとされていて、この性質を利用したスズメ対策器も売られています。
また敵である人間に似せたカカシ、カラスに似せた風船、ヘビのように長い物などを置いておくのも効果的だそうです。その他にはキラキラ光るものが苦手なので、テープや目玉模様などがよく見られますが、その一方でしばらくすると慣れてしまい、効果が薄れるようです。スズメもなかなか頭が良いのですね…
スズメの羽
鳥類にとって羽はとても重要な役割を果たしています。このため羽に物が当たることを極端に嫌うようです。
この習性を利用して、テグスなどを一面に張り巡らせた防鳥対策などもよく知られています。テグスの他、黒いミシン糸も有効だとされています。
苦手な匂い
スズメやその他の野鳥を寄せ付けない方法として、ハイターなどの塩素系の匂いやお酢系の匂いが有効とされています。それらをしみこませたスポンジを地面に置いたり、スズメがたくさん来て困るような場所に吊るしておくと、効果があるとされていますよ。
またスズメを含めてハト対策として、味や匂いなど鳥の感覚を刺激する製品も市販されているようですよ。
まとめ
いかがでしたか?
すずめが苦手なものは意外とたくさんあるのですね。なかでも塩素やお酢の匂いは人でも毒になり得るので、その辺りは人とスズメは同じのようですね。とても興味深かったのではないのでしょうか。
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