日本人にとってスズメはとても身近にいる存在です。そんなすずめを人は食用としてきました。今ではあまり一般的ではありませんが、一部でその文化は残っています。

すずめを食べる事は違法なのでしょうか?またその味について少し調べてみました。

野鳥の捕獲

すずめは鳥獣保護法という法律によって保護されています。それによると、捕まえる事は原則禁止ですが、一方ですずめは狩猟鳥に指定されています。

つまり、狩りをして捕獲する場合には違法ではないのです。

すずめ 食用 違法 味

狩猟による捕獲

狩猟免許を取得し、毎年狩猟前に登録をすれば、正しい時期に正しい方法で、正しい場所で捕獲することができます。そのあとは食べても飼育しても、現時点ではどちらでも良いそうです。

正しいステップを経れば、すずめを捕って食用にすることは違法ではありません。

どこで食べられるの?

有名なところでは、京都の伏見稲荷大社の門前で、すずめの丸焼きを食べることができます。この丸焼きは伏見稲荷の門前名物として知られています。頭つきのまま、網の上でじっくりと焼き上げられます。頭つきなので、見た目が苦手な方も多いと思いかもしれません。

焼き上がったら、山椒をかけていただきます。かつて中国産のすずめも食べられていたようですが、今では国内産のみの提供だそうです。また国内産だと、狩猟時期が冬季だけに限定されるので、11月~12月にかけて旬の美味しいすずめを食べられるそうです。

すずめの味は?

骨が柔らかいので、骨ごと全身食べられるそうです。その中でも頭が一番美味しいとされ、頭部分のお味は鶏レバーのような味と表現する人もいます。

また、その他の部分はあまり肉っぽい食感ではなく、どちらかといえばパリパリとしていて、サワガニやシシャモなどを食べているような感覚だそうですよ。想像よりも美味しいといううわさです。

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なぜ食用になったの?

すずめは稲を食い荒らし、豊作を願う人々の害鳥とされていました。この事がきっかけで始まった文化とされていますが、諸説あります。

まとめ

いかがでしたか?

現在では鶏肉が一般的に食用とされますが、すずめも案外美味しいそうですね。少し興味がわいてきた方もいるのではないでしょうか?

冬季は猟の解禁時期なので、一般的な居酒屋さんでも運が良ければ、見つけることができるかもしれません。

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