私たちの周りにたくさんいるスズメですが、怪我をして飛べなくなったスズメに遭遇することもあるでしょう。春先は巣から落ちたり、飛ぶのに失敗した雛が地面で見られることも多くあります。そんな場合どうすればよいのでしょうか?少し調べてみました。

地面にスズメがいたら

スズメはとても警戒心が強いです。そのため健康な状態では人が近づくと、さっと飛び立ち逃げてしまいます。近づいても飛ぶことが出来ずにいる場合、羽に大きな怪我を負っていることが考えられます。

まだ体力があり、近づくと飛び立てる場合は保護せず、そのままにしておく方が良いです。警戒心が強いスズメを保護すると、人に触られるストレスでかえって体力を消耗してしまう可能性が大きいのです。

家の窓ガラスに突撃してきた雀たんw 親と一緒に元気に飛んで帰っていきました。 #すずめ #ひな

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スズメの保護

スズメは鳥獣保護法によって保護されているので、許可が下りる前の飼育は原則として禁止されています。

保護することについて良く思わない人も多いようですが、弱っている命を見て見ぬふりが出来ない方も多いはずです。その場合、保護して獣医さんへ連れて行き、治療をしたら獣医さん経由で申請が許可されることがあります。

出血は?

出血がある場合、柔らかい布などでそっと圧迫止血します。出血がない場合には何もせずにそっとしておいてあげましょう。

また人間の薬はスズメにとっては逆に症状を悪化させること場合も多いので、薬はつけないようにして下さい。消毒薬でも強すぎる事が多いです。この応急処置が終われば、獣医さんへ連れて行きましょう。

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骨折しているかも

羽をだらりと垂らしている、翼を広げられない、などの場合には骨折が疑われます。この場合は素人にできることはありません。下手に処置しようとすると余計に危険です。すぐに獣医さんへ連れていくことをお勧めします。

獣医さんの中でも、小鳥、特に野鳥を診察できる所は限られますので、事前に電話などで確認してから連れて行く方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?羽を怪我して飛べないスズメを見つけた場合、上記の方法を参考にしてみてくださいね。

また応急処置の後は必ず鳥を診察できる獣医さんへ連れて行きましょう。獣医さんに連れて行かずに保護を続けると、問題になる場合もあるので気を付けてくださいね。

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