突然ですが、皆さんはスズメの巣はご存じでしょうか?
ツバメと違ってスズメは警戒心が強くひと目がつくところには絶対に巣を作らないんです。
他の鳥から卵や雛を守るためです。
過去の話になりますが、ある木造1軒家の屋根の隙間からピヨピヨ音がして、そこにスズメがいるのだと知った経験があります。
細くてスズメの体が入るのか不思議なくらいの隙間でもスズメは入っていってしまうんです。どのように巣作りをしているのか気になりますね。
スズメはどこに巣を作るのか
スズメは屋根の隙間や穴、瓦の下や雨どいに巣を作ります。
材料となるものは、わらや細長い草、枯草ということです。
どれだけいれるんだというくらい敷き詰めるそうですよ。
スズメの巣ができるのは2~9月、ちょうど繁殖期にあたるところです。
春から夏にかけて行われており、年に2回といわれています。
巣を作るのに約10日ほどかかり、卵を12日間ほど温め、雛が巣立つまで約2週間ほどかかります。
巣立ちといっても慣れるまでに親鳥と一緒に数日は行動するので完全に巣立つまでには50日ほどかかります。
雛が巣立った後どうなるのか
子育てに使われていたスズメの巣は、雛が巣立ってしまった後はどうなってしまうのでしょうか?
先程繁殖は2回とお話しをさせて頂きましたが、条件が良いと再利用して使用する場合もあります。
同じスズメが使う場合もありますし、別のスズメが使う場合もあるようです。
スズメはツバメの巣を乗っ取ってしまうことがありますが、スズメ同士でもそういった争いがあるようです。
スズメは見た目と違って凶暴だったりしますのでご注意を。
まとめ
スズメは巣の材料にわらや細長い草や枯れ葉を使う。
他の鳥から卵や雛を守るために人目につかない屋根の隙間、穴、瓦の下、雨どいに巣を作る。
巣立ちまで約50日ほどかかる。
巣立ちのあとは条件が良いと巣を再利用する。
別のスズメに乗っ取られる場合もある。
スズメはツバメの巣を乗っ取ることがある。
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