公園でスズメにパンくずをやる。

今までスズメについて書いてきた中でもっとも適切な人間とスズメとの関係性ではないかと思います。

基本的にスズメ自体は過剰な人間の保護を必要としていません。もちろん人間が手助けすることで。

本来は野生の世界で生きることができなかったはずの長い時間を生きることをできたスズメもたくさんいたことだろうと思います。

ただ、その中のいくつかは人間側の思い違いも含まれています。

可哀想なスズメの雛を助けたい、が実は親から雛をとってしまっていることも多いです。

スズメ、パン

スズメにパンくずをやる。あるいはコメをやる。

スズメやハトに餌を与えるってのはどんな国、環境によっても、ほぼ共通です。

スズメに餌をやると鳩がやってきたりします。

うちの子供なんかはスズメさん頑張れーとか言って小さいスズメに食べてほしくてスズメ側ばかりにやったりします。

それも可愛いもんです。

スズメの餌付けの問題点

しかしそんな餌付けにも良くない側面もあります。

愛鳥家からすると野鳥は本来自分で餌を捕ることができるので過剰な餌付けは生態系を歪ませるという意見もあります。

そう言われればそうなのかもしれません。

当たり前ですが、鳥はトイレで排泄しません。

なので住宅地で餌付けすると近隣にフンによる鳥獣被害を起こしてしまうこともあります。

私が昔働いていた会社のお爺さんもそれで近隣から注意されていました。

スズメ 餌付け パン

スズメが運ぶ病気

また、野生動物はどんな病気を持っているか分からないという危険があります。

長い距離を移動することができる鳥なのでどんな得体の知れない病気を人間にうつすか分からないのです。

小さいお子様がいる方は気をつけた方がいいと思います。

ただ小学生の頃、砂場にキャラメルコーンを埋めて探して食べるというワイルドな遊びをしたことがあります。

今の時代ではとんでもない遊びです。

そんな私から見ると、色々避けると免疫力が育たないのでは?と思いますが、そんなことはあまり言わない方がいいのでしょう。

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まとめ

さて、なんだかんだとスズメに関して書いてきましたが今回で最後になります。この記事を書くにあたってスズメを調べているうちに本当に可愛い動物だな、と心底思っています。何よりも人との距離が近い。猫や犬と同じくらいの距離感なのにペットではない。その独立性がとても気に入りました。また気が向いたら、川沿いでパンの餌付けでもしてみたいです。こんな、気まぐれでやるくらいがいいのではないか、と勝手に結論づけました。これまで読んでいただき本当にありがとうございました。

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