スズメの雛が巣の中で口を開けて親スズメが餌をあげている姿を1度は目にしたことはありませんか?
雛を立派に育てるためには餌を沢山与えなくてはいけません。
スズメの雛はどんな餌を食べているか
親鳥は小さな昆虫や、イネ科を中心とした植物の種子を毎日何度も雛の元に運びます。
とても大変なことと思います。
親鳥は雛に餌を順番にあげますが、どうしても食べるのが少なくなってしまう雛がいるようです。
そのため成長スピードが多少異なる場合があるということです。
2~3週間経つと親鳥は餌を運んでこなくなるので巣を出ます。
しばらくの間はまだ親に頼ります。
人間に育てられた雛は何を食べる
すり餌(野菜をすりつぶしたもの)や卵の餌、昆虫(ミルワーム)などを与えます。
ミルワームは丸裸の雛にはミルワームの頭はとるか潰します。
餌を与えるときは1~2時間が目安です。
餌を与える量は首の付け根の右側にあるそのうが膨らむまでです。
夜間は長時間食べないので空腹になります。
空腹になるとそのうがへこみますのですぐにわかると思います。
雛は空腹で亡くなってしまうことも多いそうですのでこまめに餌はあげてください。
食後30分ほどで糞をします。
元気に餌をパクパク食べれば良いですが、中には少食な雛もいますのでそういった場合は30~45分おきに餌を与える方が良いでしょう。
ここで餌を与える時に注意点です。
生米、粟玉、雑穀、牛乳は消化ができないのと、炊いたごはんやパンは消化が悪いのでこのようなものは与えないようにしましょう。
まとめ
スズメの雛は親鳥が運んでくる餌を食べている。
餌は均等にもらえるわけではないので少ない食べる量が少ない雛もいる。
成長スピードは多少異なる。
食べさせる量の目安は首の付け根の右側にあるそのうが膨らむまで。
人間に保護された雛は1~2時間ごとに餌を与えなければならない。
少食の場合は30~45分を目安に。
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