スズメは人間にとって本当に身近な鳥です。逆に身近すぎることによって科学者による研究の対象になることが少ない鳥でもありました。

あまりに人の生活圏に近すぎるのです。巣を作る場所も屋根を利用したり雨樋の上とかスピーカーの中や煙突の中など。

人の家の敷地内に巣を作るのでそれを観察しようとすると不審者に思われる。

数が多すぎて小さいのですぐに見失ってしまったりもします。

そのために、研究の数自体が少ないのです。

しかし、そんなふうに研究はしにくくても、人から近い場所に住んでいるので保護された方の話は多くあります。

スズメの餌にミミズは?

スズメを保護された方の話を読むとわりとスズメの雛の餌としてミミズを使っているのを見かけました。

しかし、場合によってはミミズは土を食べます。

その土が雛の腹を下す原因になって保護を失敗することもあります。

成功例を見るとはじめの内は小さく刻み、慣れてくると野生に戻った時に自分でミミズを認識して捕獲できるように、少し大きくなるとありのままの姿の方がいいです。

スズメ 餌 ミミズ

スズメの餌にミルワーム

保護した場合の餌はできる限り自然界にある青虫やミミズや蛾などがいいです。

でないと、野生に返した時に自分で餌を見つけることができないからです。

ただし、それほどいっぱい調達できない時は売っているミルワームなんかが手軽です。

しかし保護した場合は野に放すことが前提で餌をやらなければ行きません。

それは、スズメを飼うことは禁止されているからです、しかし、スズメを飼った人のはなしはとても楽しいです。

とても可愛かったんだろうな、っていうのが読むだけで伝わってきます。

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まとめ

人のすぐそばで生活するスズメ達。そんなスズメも欧米で一般的なスズメと日本で一般的なスズメは種類が違います。欧米で一般的なのはイエスズメです。こちらは野生でも人懐っこく餌をもらう時に直接手から食べたりします。日本で一般的なスズメは欧米ではツリースパローと呼ばれ人里から少し離れたところに住んでいます。イエスズメの方が体が大きくて街での生活権を手に入れて、ツリースパローは少し端に追いやられているような感じです。この話、なぜかさみしいのは私だけでしょうか? では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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