スズメはスズメ目・スズメ科・スズメ属に分類されている鳥の一種です。
私達の身近にたくさんいますが、その生態はまだあまり分かっていない部分も多いです。
そんなスズメ達に仲間意識はあるのでしょうか?ちょっと調べてみました。
スズメの性格
スズメ達は警戒心がとても強く、普段は集団で行動しています。食事の時も寝る時もみんなと一緒です。とても仲間意識が強そうですね。
少し見ていきましょう。
スズメの仲間意識
スズメ達は、群れの誰かが外敵に襲われていたり危険な事態に遭遇すると、みんなで助け合おうとします。だれか1羽がカラスなどにいじめられている場合、それに気づくとみんなで力を合わせてそのカラスを追い払おうと、集団でカラスに攻撃します。
また残念なことに事故が起こり、仲間が亡くなってしまった場合には、みんなで集まって名残惜しそうにその場にいることもよくあるようです。スズメ達も人と同じように仲間を思いやる気持ちが強いのでしょうね。
スズメの食事
仲間意識の高いスズメ達は、食事の時もやはり仲間を呼びます。食べ物を見つけると、大きな声で鳴いて仲間に知らせます。みんなで一緒に食事をするのです。
食べ物が少ない場合は一人で食べてしまうこともあるでしょうが、ある程度の量がある場合には、仲間を呼んで一緒に食事をした方が、協力して周囲を警戒できるので身を守り易いというメリットがあります。
スズメは体も小さく外敵も多いので、一人よりも集団で行動した方が安心できるのでしょうね。その一方で食事に誘っても、食べているだけで全く周りを警戒しない個体は、追い払われることもあるようですよ。スズメ事情も複雑ですね。
仲間と一緒に就寝
スズメ達は夕方、街路樹などに一斉に集まって集団で寝ることが多いです。数十~数百羽も集まるのでその周りはとても賑やかになります。これも身を守るための知恵なのでしょう。
多くはその年に生まれた若鳥だといわれていますが、その中に成鳥もたくさん混ざっているようですよ。
まとめ
いかがでしたか?
スズメは意外と仲間意識が高い鳥だということが、お分かりいただけたのではないでしょうか?
とても感情豊かで情に厚い生き物ですね。もしかしたら、人間以上に仲間思いなのかもしれません。
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