すずめがチュンチュンなのかとにかく賑やかにずっと鳴いているときがありますよね。
それも一匹や二匹ではなく大群で、電線や木の上にとまりみんなで鳴いています。
いったいなぜあんな行動をとっているのでしょうか。
そこで、すずめが大勢集まって何時間も鳴き続けている意味について調べました。
大群で何時間も鳴き続けているのは意味があるの?
すずめが群れをなして鳴いているのは、まず、ほとんどが若鳥のようです。
多少は成鳥もまじってはいるようです。
すずめに限ったことではなく、体の小さい動物にはよくある特徴として、使い残したエネルギーを代謝させるために鳴くようなんです。
絶えずエネルギーが湧いてくるようで、それを鳴くことで発散させるようですよ。
それも、群れを成して鳴くという特徴があるようです。
すずめは、昼間はそれぞれ自分の行きたい場所でちりぢりばらばらになって、餌を探したりして個々で行動しています。
そんなすずめたちは夜になればねぐらに戻ります。
このねぐらに入る前に、それぞれのすずめたちが申し合わせたように、一つの場所に集まって群れをつくるんですね。
その場所は、高い屋根や電線、もしくは街路樹の枝などにみんなで止まります。
他にも郊外の団地などで集まる姿がよく見られるようです。
なぜこのような行動になるのかは、一つは、すずめの仲間で集まって体温を維持するためにではないかと考えられているようです。
さらに、単独で寝るよりも、群れを作って休んだ方が安全面でもメリットがあるのではないかということのようです。
他にも群れを成すことで、翌日の餌を探すときの餌場の探しやすさなどがあげられています。
鳴いているのが若鳥たちなら、成鳥はどうするのか調べると、他のすずめと群れることもなく、自分が気に入った場所で過ごすだけのようです。
若鳥たちが群れをなすのは、お互いの経験不足を補う意味もあるのかもしれませんね。
まとめ
すずめの若鳥たちがエネルギー代謝のために鳴いているなら、ちょっと納得する気もします。というのも、鳴き方があまりにすごいのでびっくりして見上げているほどなんですね。」何時間も鳴き続けてどうしたの?何かあるの?と思うほど鳴いています。でも、力強いのはやはり若鳥だからこそなのかもしれません。
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