スズメは鳴き声でコミュニケーションをとる生き物です。
人間には分からずとも、スズメ同士では頻繁に鳴き声で会話をしているそうですよ。
今回はスズメの鳴き声について紹介いたします。
スズメの鳴き声はバリエーションが豊富!
スズメは人間にとって身近な生き物ですが、とても警戒心が強く、人間を見かけるとすぐに飛び立ってしまいます。
小さな生き物なので、身を守るため一生懸命生きているんですね。
スズメは通常「チュンチュン」という鳴き方をしますが、警戒しているときは、「ジュジュジュ」と鳴くそうです。
聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スズメはなぜ鳴くの?
ところで、スズメはなぜ鳴くのか、知っていますか?
鳥の鳴き声には、さえずりと地鳴きという二種類があるそうです。
さえずりはオスがメスに求愛行動をするときの甘い鳴き声で、地鳴きは仲間と会話をするときの、通常の鳴き声です。
スズメは通常つがいで行動しますが、つがいがいくつか集まり、群れになっていることが多くあります。
小さい生き物なので猫やカラスなどの天敵から狙われやすく、天敵から身を守るため、協力しあって生きているのです。
地鳴きとしてスズメが鳴くときは、主に餌を見つけたときです。
仲間と協力して、餌を食べる側と、警戒する側で分かれます。
また、天敵を見つけたときは、見張り役が仲間に知らせて、すぐに飛び立ちます。
餌を食べるときも命がけです。
縄張りを守るために、他のスズメを威嚇して「ジュジュジュ」と鳴くこともあります。
このときは、胸をそらせて自分を大きく見せるそうです。
また、朝にスズメがさえずるのは、求愛行動です。
スズメは2月~9月にかけて繁殖期を迎えます。
朝はスズメたちにとって最も体力のある時間帯であるため、さえずりをしメスを呼び寄せるのです。
まとめ
いかがでしたか?
スズメはただ鳴いているだけではなく、その行動には全て意味があったのだと分かると、とても面白いですね。
皆さんも、スズメを見かけたときは、警戒されないように遠くからそっと観察し、鳴き声にも耳を傾けてみてください。
新たな発見があるかもしれません。
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