スズメというと、米などを食べるイメージがありますが、お米は秋に実りを迎え、年中食べれるものではありません。
お米が食べられない他の季節などは何を食べているのでしょうか?
スズメが食べるのはお米だけではない?
スズメはお米を食べているイメージですが、実際はいろいろなものを食べているようです。秋になるとお米を食べてしまうために、農家からは嫌われているスズメですが、このスズメを追い払ってしまうと、実は大変な事になってしまう事があります。
スズメの餌
スズメを保護したときに餌として与えるものは、お米や鳥の餌で種のようなものを与えるとよいでしょう。
スズメはお米などを食べているイメージがありますが、実は雑食性で、パンくずや昆虫、生ゴミなどを食べます。特に好物となっているのが昆虫で、トンボや蛾、蝶などを好んで食べるそうです。
自分が食べるだけではなく、繁殖期にはヒナの餌にも適しているようで、ヒナのために昆虫を捕まえて届ける様子がみれます。
スズメの口の奥には食べ物を貯めておける場所があり、そこに食べ物を溜め込んで運んだり、あとで食べたりすることができるようです。
スズメは害があるだけではない
スズメによる米の被害は大きいですが、スズメを完全に駆除してしまうと米自体がさらに取れなくなってしまう可能性があります。
スズメは米や木の実などを食べますが、昆虫もよく食べてくれます。そのために米を作る際に害虫となるイナゴをスズメが食べてくれます。
イナゴによる米の被害はスズメのものと比べると大きいようで、スズメによって米が守られているという部分もあるのです。
まとめ
スズメは、米を食べているイメージがありますが実際は米が取れない時期のほうが多いので、木の実や昆虫などを食べている方が多いようです。
さらに昆虫や木の実などが取れない時期には生ゴミを漁ったり、花を食べて蜜を吸ったりするそうです。
農作物などの被害にもなっているスズメですが、害虫を食べてくれる良い部分もあり、スズメを駆除したせいで、害虫による被害が増えたというケースもあるそうです。
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