田んぼに稲穂が実るころになると、スズメが大量にやってきて心を込めて育ててきた稲がダメになってしまうことで、農家の人達は本当に悩まされているようです。
いろんな対策をすればお金もかかります。
今でも案山子などで対応しているところもあるようですが、今や案山子でスズメをだますこともできません。
なんとか自力で対処する方法はないのでしょうか。
一般的にどんな対策がされているのか調べました。
スズメから田んぼを守りたい!
田んぼのスズメ対策には、多くの農家の人達が苦慮しながら対策を立てているようです。
そんな対策の中でよく使われているのが防鳥ネットを張る方法になるようです。
このネットは、網目が大きいものではなく、少しでも細かく小さい網目のほうが効果が高いようです。
よく使われているのが、網目の大きさが10mmから20mmぐらいのもののようです。
設置するときの支柱の高さは、稲穂を基準にして稲穂の先から15cmから20cmより上の高さにするのがいいようです。
支柱は、垂直に立てて地面に深く突き刺します。
また、支柱は、身近にある篠竹などでも大丈夫なようですが、強度が不安なようなら、強度の強いものにする必要もあります。
また、使い方にも注意する必要があるようです。
網目の間から稲穂が飛び出ていれば、スズメがネットの上に乗って、飛び出ている稲穂を食べてしまいます。
そうならないように、網は常にたるまないよう張った状態がいいようです。
また、田んぼの周りには、一般の家庭でもやっているスズメ対策で使われる、光るテープを張り巡らすことも多少の効果にはなるようです。
他の方法では、音などでスズメをびっくりさせる方法もありますが、近所迷惑になることもありますよね。
音の対策は、そんなびっくりするような爆音ばかりではないようです。
スズメの天敵になる猛禽類のワシやフクロウ、タカなどの鳴き声をまねた声が録音されているものを流す方法です。
どちらにしろ、効果を高めるには、一つの方法だけではなく、二重三重の対策で対応する必要があるかもしれません。
まとめ
中国でもスズメに悩まされ大量にスズメを捕獲されたときもあったようです。ところが、その年に害虫が大量発生したようですね。スズメは、繁殖期に入ると田んぼにいる害虫を食べてくれます。害虫にしてみれば、天敵のスズメがいなくなったことで大量に発生したんですね。スズメは益鳥になるのか、害鳥になるのか、農家の人にとっては悩ましいところですよね。
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