保護したスズメの雛が、何とか水をちょっと口にし始めて、ほっとしたら次は餌ですよね。
どんなものをどれぐらいの頻度であげたらいいのかがわかりません。
また、真夜中でも雛のうちは餌を与えたほうがいいのでしょうか。
スズメの雛の餌を与える頻度と時間について調べました。
スズメの雛の餌を与える頻度と時間
まず、スズメの餌は、粉状になって売られているすり餌を与えてあげましょう。
消化がしやすいように40度くらいのお湯で溶いてよく練ります。
それを離乳食として与えます。スズメの雛ならばメジロ用に売られている餌で7分餌がいいようですよ。
与える頻度は、1日に3回から4回ほどは与える必要があるようです。
餌を与える量は、雛はお腹を空かせると鳴くので、静かになるまで与えてみてください。
もともと野生のスズメは、しょっちゅう餌を口にしています。
スズメの雛も同じように、30分ぐらいの間隔で餌を与えてあげたほうがいいようです。
お腹が満腹になると雛の首のあたりの「そのう」という部分が膨れてきます。
スズメの雛は、お腹が空くと鳴きますが、人間の存在に怯えて鳴くこともあります。
満腹なのかまだ食べさせたほうがいいのかを確認するなら「そのう」を見るのが一番わかりやすいです。
日中に十分な餌を食べていて、なおかつ体が弱っているような状態でなければ、夜中まで起きて餌を与える必要はないようです。
また、保護した雛が、朝方にお腹を空かせて亡くなってしまうこともあるようです。
朝は日の出のすぐ後ぐらいには、朝ごはんを与えてあげてください。また、餌を与えるときには、喉の奥まで餌を入れてあげてくださいね。
喉の奥に入れたら雛が吐き気をもよおすのではと思ってしまいますが、雛の器官は喉の手前にあるので手前で入れてしまうと危険です。
思い切って奥まで入れましょう。
まとめ
スズメの雛には、すり餌だけでは栄養が足りずに、毛の生え変わりなどにも影響があったりするようです。ビタミンとカルシウムが豊富な生の青菜などを細かくちぎって与える必要もあるようです。もしくは、粉になっているものも売られているので、それで代用してもいいかもしれません。
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