スズメに元気がなく、餌を食べないと心配になりますね。
雛は3時間以上食べないと弱ってしまいます。
まずは保温をして体温を元に戻さなくてはなりません。
スズメが弱ってしまったときの様子は
スズメが弱ってしまうのには理由があります。
ぐったりしている、じっとして動かない、鳴く力が弱々しい、餌を食べようとしない、食べるのを拒む、
口に入れた餌を戻す、糞が水っぽい、下痢が続いている、足に力が入っていない。
こういった症状が現れたときは、応急処置をしてから動物病院に連れていきましょう。
スズメの雛はデリケート
雛は親鳥が頼りです。
餌がもらえないと体力はなくなりますし体温の低下になり命にかかわります。
雛は通常巣で育てられますが、人間の保護された雛は環境が変わり大きなストレスになります。
保護した場合は保温をすること、栄養補給をすること、落ち着かせることが必要です。
応急処置法は保温材を使うことです。
保温材といっても色々ありますのでいくつかご紹介したいと思います。
電気スタンド、ペットヒーター、湯たんぽ、電気あんか、ホットカーペット、こたつなどがあります。
巣箱全体に当ててしまうと暑すぎたときに雛の逃げ場所がなくなってしまうので片側だけにあてるようにしましょう。
雛は40℃という体温です。
人間の手で温めるのは逆に雛の体温を奪ってしまいますので巣箱の温度が適温になるように保温します。
保温の際、巣箱の温度を29~30℃に一定に保つようにしましょう。
湿度も60%必要です。
赤裸の雛の場合は温度を37℃で湿度は70%と少し高めです。
温度の上がりすぎ下がりすぎにも気をつけましょう。
温度と湿度はこまめに測らなければなりません。
まとめ
スズメの雛は3時間以上食べないと弱ってしまう。
ぐったりしているなどの症状があれば応急処置をして動物病院に連れていきましょう。
体温の低下は命にかかわるので保温をすること、保温材を使うこと。
人間の体温はスズメの雛よりも低いので手の平で温めることはしないこと。
巣箱の温度は一定に保つようにしましょう。
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