弱っているスズメを偶然見つけて放ってはおけず、元気になるまで保護したいと思う人もいるようです。
もしくは子供が持ち帰ってきたという人もいるでしょう。
いずれ野生に返すとはいっても、一時とはいえ、スズメを飼育するわけですから、飼育方法も知っておく必要がありますよね。
そこで、スズメの飼育方法を中心に調べました。
スズメの飼育方法
スズメの餌には、すり餌と呼ばれるものが売っています。
ペットショップなどで、小鳥用に売られているもので、粉になっている餌で水でよく練って鳥に与えるものです。
すり餌には、メジロ用のすり餌と、ウグイス用のすり餌があるようです。
スズメには、メジロ用のすり餌を用意しましょう。
スズメの雛ならば7分餌が適しているようです。
すでに大人になっているスズメには、5分餌がいいようです。
練るときには、40度ぐらいのお湯にして練ります。そうすれば消化しやすいようです。
注意するのは、水で練ると体が冷えることで下痢を起こすこともあるようです。
練り加減は、最初は柔らかめで練ってあげますが、耳たぶぐらいの固さで練るのが適しているようです。
また、このすり餌を使う時には、すった小松菜を少し混ぜたほうがいいようですね。
与えるときには耳かきぐらいのスプーンにすくって、スズメが口を開けたら、奥まで入れて与えてあげます。
奥まで入れるのは、ちょっと心配ですが、スズメの気管は喉の手前にあるようなので、逆に中途半端な位置で餌を入れた方が危険なようです。
すり餌は水で練るので腐りやすいです。
時間がたったものではなく新鮮なものを与えましょう。
飼育ケージは、ダンボールなどに空気穴を空けて入れてあげます。
もし、飛べるところまで回復したら、なるべく早めに鳥かごの中で飼育したほうがいいようです。
まとめ
スズメを保護して回復までさせたら、野生に戻してあげたいところですよね。そのスズメの症状などにもよるかもしれませんが、スズメは、餌が変わったりするとストレスになるともいいます。飼育していていつもと様子がおかしいと思ったら、早めに動物病院に連れていきましょう。
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