皆さんはスズメを飼育したいと思ったことはありますか?
スズメは野生の鳥で、通常は、人間が来ると怖がってすぐに飛び立ってしまいます。
しかし、もしも人間になついてくれたらきっと可愛いですね。
そこで今回は、スズメを飼育した場合になつくのかどうか、紹介いたします。
スズメは飼えない!?
まず、残念ながらスズメをペットとして飼うことはできないそうです。
スズメは鳥獣保護法により保護されており、動物園や研究所などでない限りは、一般人がむやみに捕獲して飼うことはできないのです。
また、警戒心も強いため、捕まえることは難しく、もし捕まえたとしてもスズメにとって大きなストレスを与えることになりそうです。
しかし、怪我をしたスズメを一時的に育てるなど、動物病院から保護委託を受けて役所から飼育許可を得ることができれば、スズメを一時的に保護することができます。
そういった場合、成鳥のスズメが人になつくことは稀ですが、雛鳥であれば、なつくことも可能かもしれません。
愛情をこめて毎日餌をあげていると、手のりになることもあるそうです。
手のりのスズメはとても珍しいですね。
YouTubeで手のりスズメの動画を見ることもできます。
しかし、野生に帰れるように手助けをしなければなりませんので、いつかお別れの日が来てしまうのは切ないですね。
仲良くなる方法
生き物と仲良くなるとき、餌を与えることは最も簡単で効果的な方法です。
以前、私の近所に住んでいるおじいさんが、毎朝スズメに餌(米)をばらまいて与えていました。
最初は数匹だったスズメが、だんだんと増えていき、おじいさんを見かけるとめがけて飛んでくるようになりました。餌の時間と、おじいさんの顔を覚えたのです。
最初は微笑ましく思っていましたが、あまりにもその数が増えてしまったため、近所の人の車に糞がかかるなどの害があり、クレームが出てしまったそうです。
糞害は残念でしたが、このように、野生のスズメが人を覚え認識することは可能のようです。
なかなか賢い鳥ですね。
まとめ
いかがでしたか?
スズメはその姿形だけでなく、鳴き声も愛らしいので、ぜひ飼ってみたいと思う方もいらっしゃると思います。
ペットとして飼うことは出来ないそうですが、野生のスズメと少しずつ距離を縮めて仲良くなることは可能のようです。
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