カラスやスズメは毎日のように餌を探しに行ったり、電信柱や木の枝に止まっている姿を私たちは何度も見かけたことがあるでしょう。
季節は冬。餌も少なくカラスや雀にとっては厳しい季節になりますね。
寒さで体を膨らませる姿もみられます。
カラスやスズメを飼いたい
カラスやスズメの飼育がしたけれどどうしていいかわからないという方が多いようです。
日本にいる鳥獣は鳥獣保護法により守られています。
もしも本当に飼いたいというお気持ちがあれば、環境大臣の許可を受けてから法定用具で捕獲という形になります。
こういった流れを聞くと、苦労してまで飼育する必要性はあるのかと考えてしまいますね。
ペットショップにいればきっと即座に購入しにいくでしょう。
しかし残念ながら野生の鳥獣は置いていません。
飼うと保護は違う
「可愛いから飼育したいです」との声があったりしますが、安易にできるものではありません。
動物保護法により一般家庭でカラスやスズメを飼うことは難しいです。
これからお話しすることは飼育するという話からは離れてしまいますが。
例えば巣から雛が地面に落ちていたとしましょう。
そこで人間が保護してしまうと親鳥は怒ります。
元気な雛を勘違いして保護してしまうケースもあるようです。
怪我をしている、衰弱している場合のみ保護はできると思いますが、それ以外の場合はそっと見守ってあげた方が良さそうです。
一時的な保護という形であれば問題ないようです。
飼うと決心した場合は、途中で投げ出さないこと、最後まで面倒をみること、これができないと周囲の方々に迷惑が及びます。
群れから1度離れた鳥は元に戻るのが大変なことです。
まとめ
一般家庭でカラスやスズメを飼うことは難しい。
飼うには環境大臣の許可をもらい、決められた時期に法定用具で捕獲する。
カラスやスズメはペットショップでは販売されていない。
飼うと保護は違う。
怪我をしている、衰弱している場合にのみ例外で保護が認められる。
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