日本のありとあらゆるところにいるスズメ。スズメはよく神話や民話、ことわざなどにも登場し昔から親しみがある鳥類です。
そんなスズメが登場する言葉で「スズメの涙」という言葉がありますが、スズメって涙をながすのでしょうか?
スズメは涙を流すのか
実際本物のスズメは涙を流すのか、といえば流しはしないです。涙は流れませんが、目は常に水分があります。
目が乾かないよいうにするためです。鳥の目というのはもともと瞬膜という第三の目と呼ばれる半透明の瞼があります。
このまぶたが時折瞬きのように目を閉じると目を潤すようになっています。
そのため目が乾かないようする涙があるということになります。
といっても潤すくらいなので涙というほどの量ではないようです。
スズメの涙という言葉の意味
スズメの涙という言葉のこの場合のスズメとは「スズ」という小さいという意味になります。
涙は少しばかりであるという意味を表していて、小さな涙、少ない涙から小さいスズメから出る涙という例えになったと言われています。
スズメという一番わかりやすく人に密着しているからスズメがつかわれたという説もあります。
スズメは小さなものの代名詞だったと言えるでしょう。
スズメと日本の関係
スズメの涙のように、日本で使われる諺や例え、物語などいろんな動物が出てきます。
「猫の額ほどの広さ」などは猫に額はありません。それほど狭いという例えになるのです。
スズメの涙も測れないほど少ないという意味で実際にあるわけではないのです。
スズメを使うのは日本人と密接な関係にある動物だという事がわかります。
その他スズメで有名なのは舌きりスズメのお話が有名です。
このように古くから日本の物語などに度々登場する鳥類なのです。
まとめ
スズメの涙という言葉は実際のスズメではなく小さいを表す「スズ」という意味から来ているという事がわかりました。古くから童話や民話の挿絵などにもスズメが描かれていたりするほど日本人の生活に密接に関係している鳥類だという事が言葉や文学からも読みとれますね。もっと調べると沢山の話や言葉が出てきて面白いかもしれませんね。
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