今回は、スズメとイエスズメの違いについて調べてみました。
同じスズメという名前の鳥ですが何が違うのでしょうか?
今回は分かりやすい見分け方、生息地域などから調べてみることにしました。
スズメとイエスズメの見分け方は?
まず、私たちが普段目にしているスズメの見た目について説明すると、全長は約15センチ。
成鳥になると頭部が赤茶色になる。
頬から腹にかけて白色をしていて、目先から喉にかけては黒色である。くちばしも黒色である。
イエスズメの見た目は、全長は約16センチ。
特徴としては、目の上に眉上の模様がある。
くちばしはスズメと同じく成鳥は黒色である。
比較すると、スズメよりもイエスズメのほうが少し大きく、頭部の茶色がイエスズメのほうが薄い色であり、喉から胸の色が黒い。
単体で見ると、イエスズメとスズメの違いは外見で見分けるのは難しいかもしれません。
スズメとイエスズメはどこに生息しているの?
そもそも日本にはイエスズメが生息していません。
なので、スズメとイエスズメを同時に見る機会がないと思います。
日本に生息しているスズメはTree sparrowというのに対し、ヨーロッパ、インドや北アメリカに生息しているスズメはHouse sparrowと呼ばれる。
このHouse sparrowと呼ばれるスズメの種類がイエスズメと呼ばれているものである。
イエスズメに対し、日本にも生息しているTree sparrowと呼ばれるスズメはユーラシア大陸の広い範囲に生息しています。
スズメとイエスズメの生態の違いは?
それぞれの食性には違いがあるのかを調べてみることにします。
スズメは雑食性と言われており、主にイネ科の植物の種子や虫を捕食します。
都市部に生息しているスズメについては、パン屑や菓子、生ごみなども食事としているようです。
ハトに交じって餌を食べている様子を見かけることもあると思います。
イエスズメも雑食性であり、果実や植物の種子、昆虫を捕食します。
本来は種子食性なので昆虫については、主にヒナの餌としているようです。
日本のスズメのように、人が食べているものまで食事にします。
スズメとイエスズメの食性は似ていると言えます。
まとめ
今回調べた内容から、日本にはイエスズメが生息していないことがわかりました。ヨーロッパなどではどちらも生息しているようです。食べ物や都市部に生息している点は似ているようです。スズメもイエスズメも都市部で生息しており、普段から目にすることができる身近な鳥だと思いますが、日本でイエスズメが見られないことが少し残念だと感じました。
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