スズメの頭は何色ですか?こう聞かれると一般的には茶色と答えますよね。
成鳥か幼鳥か、個体次第で多少の色の違いはあると思いますが、確かにほとんどが茶色の頭です。
しかし異様に赤っぽい頭をしている子も目撃されることが?
スズメの頭の色について掘り下げてみました。
スズメの頭の色は?赤い頭は特殊なの?
茶色と言っても多数の色味があります。
成鳥のスズメの頭の色は赤茶色と説明されることが多いようですね。
ちなみにネット等で調べてみると白いスズメも存在するようです。
頭の部分だけ白い個体もいれば全体が白いものも。
アルビノでしょうか。
はたまた違う鳥なのか?実際に写真を見る事も出来ますが、確かに白いです。
そして見た目はちゃんとスズメです。
また、異様に頭が赤く見えるスズメもいます。
光の加減でそう見えるのか茶色というよりは赤に近く感じますが、白にしても赤にしてもちょっとレアなタイプのスズメであることには違いないです。
たまに雌雄で色に違いがあるのでは?といわれることも。
しかし実際には証明されていないことであり、スズメの雌雄を見分けるにも素人目には難しいので、頭の色、体の色の違いでの判別はできないようです。
日本の伝統色(和色)に『雀茶』『雀色』というものがあります。
漢字で現される通り、スズメの色に例えて付けられたこの伝統色。『雀茶』はスズメの頭の色の様な赤黒い褐色。『雀色』は雀頭色とも呼ばれ、スズメの頭のような赤黒い茶色なのだとか。
どちらも似たような色ですが実際に色を見比べると微妙に違うんですよ。
しかしスズメの頭をぼんやり思い浮かべれば、あぁこんな色なのかなぁと想像もできるはず。
伝統色の名づけも日本ならではで、粋な感じがしますね。
スズメって身近すぎて普段はあまり気に留めることもありませんが、ちょっと違うタイプを探して足を止め、のんびり観察してみるのも楽しいかもしれませんよ。
まとめ
白いスズメもいれば、黒いスズメもいるようで『メラニズム』と呼ばれるそうです。知らなければカラスの子供だと勘違いしてしまいそうですね。
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