私たちの身の回りに多い野鳥にスズメが挙げられます。とてもたくさんいる分、怪我をしたりして地面にうずくまっているスズメを目にする機会も多いかもしれません。

そんなときにはどうすればよいのでしょうか?

スズメの保護

スズメは鳥獣保護法という法律によって保護されています。そのため許可なしで飼うことや捕まえる事は原則として禁止されています。また野生の命を人間が保護することについて厳しい意見をお持ちの方も多いのも事実です。

ただ、そうだとしても、弱っている命を見て見ぬふりできない方も多いですよね。そんな時にはどうすればよいのでしょうか?

すずめ 保護 足

そのような場合は弱っているスズメをとりあえず保護し、動物病院に連れて行って治療を受けます。そうするとそのあと許可が下りることが多いようです。

許可が下りると保護したスズメが元気になるまで飼育を続けても、違法ではありません。

また動物病院といっても鳥を診察できる所や、特に野鳥も診てくれるところは限定されますので、連れて行く前にスズメを診察してくれるかどうか電話で確認を取っておく方が安心です。

足がおかしい

地面に落ちてしまったスズメは怪我や骨折、病気など色々な原因がありますが、足がおかしい場合もあります。

足が丸まったまま開かなかったり、フラフラと麻痺しているような動きをしているような時には、栄養不足やビタミン不足が考えられます。栄養不足だといっても、勝手に食べ物を与えないようにして下さい。弱った体がさらに弱ってしまいます。

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できるだけ早く獣医さんへ連れて行きましょう。スズメは生米が好きなので、柔らかいご飯もあげて良いと思ってしまいがちですが、健康な鳥でも粘り気があるごはんを与えてしまうと「そのう炎」になる危険性があります。

また野菜の中にもスズメが食べては危険なものも多いので、人の食べ物は絶対にあげないようにして下さいね。

まとめ

いかがでしたか?

地面に落ちているスズメや足の悪そうなスズメを見つけた場合、上にご紹介した方法を参考にしてみてください。

またすずめを保護したら、なるべく早く動物病院へ連れて行きましょう。獣医さんに連れて行かずに保護を続けると、違法になりかねないので、注意してくださいね。

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