スズメは北海道から沖縄まで日本各地に生息しています。

大体のスズメの行動範囲はさほど広くありませんが、その場に留まって生活しているスズメたち以外にも、かなり長い距離を移動するスズメもいるそうです。

さて、そんなスズメですが、巣を作って繁殖をするのは大体どのくらいの時期なのでしょうか。

スズメの繁殖期は春〜秋

スズメは鳥類の中でもたくさん食べる種類です。

食料の少なくなる冬に子どもを作らないのは、子どもに与える餌を確保できないからかもしれませんね。冬には大群で餌を探します。

冬に巣作りをしないもう一つの理由として推測できるのが、ヒナが保たなければならない体温が38度程度であるということです。冬ですとその分身体を温めるのが大変になりますので、人間にとっては少し暑いくらいがヒナにはちょうどいいのでしょう。

ですので、秋と言っても早い時期までが巣作りに最適な時期になります。

一回作られた巣は再利用されます。スズメの繁殖期は一年に2回あることが多いからです。中には他のスズメの使った後の巣を使うのをいれば、ツバメの巣を乗っ取って使うスズメもいるそうです。スズメは人間相手には臆病ですが、他の鳥相手には意外と強気なところもあるので、ツバメがいても追い出したりすることもあるそうです。

 すずめ 季節 巣立ち 何日

スズメの巣作りから巣立ちまで

スズメの子育てにはおおまかに日程があります。

巣作りをするのに10日間かかり、産卵には5日間。この間に一日一個ずつ卵を生みますので、巣の中には4〜6個卵があることになります。

それから卵を温め、孵化するまでに12日間かかり、誕生したら巣立ちまでは14日間。合わせて6〜7、8週間くらいかかることになります。

 

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まとめ

スズメの繁殖期は温かい春から早い秋にかけてで年に2回ほどあります。巣作りから巣立ちまでは50日間前後です。

ちなみにスズメの巣は人間の目線より上の、かなり細い隙間に作られることが多いですので、こちらが気付くほどヒナの声が大きくなっていたりするなら巣立ち間際にまで育っています。少し煩わしく感じても、あと二週間の我慢だと思って、見守ってあげてくださいね。

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