電線の近くにお住まいの方にとって、家のすぐそばの電線に集団で止まるスズメやカラスなどのフン害に悩まされている方は多い事と思います。
このような時、その被害を減らすためにはどうすれば良いのでしょうか?
すずめの行動
体の小さなスズメは警戒心が強く、生活のほとんどを群れで行動しています。
食事をする時や寝る時も群れますが、特に夕方になると数十から数百羽ものスズメが集まり、ねぐらとしている場所もあります。そのような場所でのフン害は特に深刻です。
野鳥のフン
すずめを含めた野鳥には、約40種類以上もの寄生虫、そして60種類以上もの細菌がくっついているとされています。
寄生虫の種類はダニ、ノミ、シラミが大半で、これらは人にもつく寄生虫です。また一度寄生されてしまうと駆除するのが大変です。
鳥の細菌はフンの中にもたくさん含まれていて、これらが人の食べ物や飲み水に触れることで人にも感染します。さらに乾燥したフンの飛沫も同じく感染力があるので、注意が必要です。
電線のすずめ対策
さて、どのようにすれば良いのでしょうか?
防鳥対策をしようとすると、いくらくらい費用がかかるのかも含め、とても不安ですね。でも安心してください。
まずは電柱に貼ってある電力会社に連絡し、鳥の害に悩まされている旨を伝えます。そうすると、なんと無料で防鳥対策のための工事を行ってくれるそうですよ。
鳥が止まりにくくするための工夫がなされた線などを、元々あった電線に取り付けて鳥が近づけないようにしてくれます。
さらにその工事後に効果がなかった場合には、再度連絡すると、今度は前回とは別の対策用品を無料で取り付けてくれるようですよ。
電線が複数ある場合には、工事の時に、他の電線についてはどこに連絡をすればよいのか教えてくれるそうです。それぞれ別々に連絡する手間はありますが、無料で防鳥対策をしてくれるのは、とても嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたか?
野鳥のフンには多くの細菌や寄生虫がついているのですね。今まで以上にすずめのフンに嫌悪感を抱いた方も多いかもしれません。
なるべくフンのついた場所は清潔にするように心がけ、電線にとまるすずめ対策としては、電力会社に連絡することでしょう。
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