スズメは私達にとってとても身近な鳥です。
スズメ同様、カラスもまた、私達がよく目にする鳥でございます。
つまり、スズメとカラスも非常に近い所で生活をしております。
そんなスズメとカラスはどのような関係性で成り立っているのでしょうか。
ちょっと気になるところですよね。
スズメとカラス両者の関係について書いていきたいと思います。
スズメとカラスは共存しているのか?
スズメとカラスでは体の大きさが違い、一見するとカラスがスズメを襲いそうな雰囲気はありますよね。
しかし普段私達が生活をしている中で、スズメとカラスが争っているという場面をそれほど見た事がありません。
恐らくカラスがスズメを襲うのは容易な事で、いつでも攻撃をして捕食する事ができるでしょう。
だがスズメを襲って捕食するほど食事には困っていないのもあるのか、スズメに向かってくる事はしません。
そういった意味では、スズメとカラスは共存していると言えるのかもしれません。
スズメはカラスに捕食される事がある
スズメはカラスに全く何もされないのかと言うと、そういう訳でもありません。
スズメの卵や雛は、親鳥が不在の時にカラスに襲われ捕食されるという事があります。
繁殖期のスズメにとって見れば、カラスが我が子を襲う天敵でもあります。
また、動きの鈍くなったスズメはカラスに捕食されるという事もあります。
この事から、スズメは通常状態の成体であれば襲われる事はまずないけど、捕まえやすい卵や雛、弱っている状態であればカラスに襲われる危険性が大きいのです。
弱いものを狙って襲うところがずる賢いカラスらしいですよね。
襲われないようなスズメの成体も、カラスにいつ襲われるかわからないため近付かないようにしております。
まとめ
スズメとカラスの関係、なかなか複雑ですよね。
共存出来ているかと言われたら一応は出来ていると言えます。
けれども、弱い個体を襲うと考えると、共存とは言えないのではないかと思えます。
カラスは隙があまりないスズメをあえて相手にしていないように見えます。
しかし、スズメにとって見ればカラスは脅威には変わりないので、共存と言うまではいかないのかなと私は感じております。
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