人にとっての季節としては「四季」があります。
すずめにとっての季節とは何なのか考えてみることにします。
今回は、子育ての季節、寒い冬の季節はどうしているのかなどを調べてみることにしました。
すずめが子育てする季節とは
日本で生息しているすずめは、一年中ほとんど同じ場所で生活します。
渡り鳥のように季節によって移動することはないとされています。
人とともに生活することを好み、雑食であるすずめは、人の近くで子育てもします。
都市部でも巣を見たことがあるのではないでしょうか。
いつ巣作りをして卵を産むのかなど、すずめの子育ての季節について調べてみることにします。
すずめの繁殖の季節は3~8月であり、その間に2回ほど繁殖します。
1回の繁殖では5個くらいの卵を産むようです。
期間としては半年もあって長いような気もしますが2回子育てしていることを考えると必要な期間なのかとも思います。
すずめは3月ごろになると「つがい」になり、4月に巣作りを始めるようです。
暖かくなる季節には巣を見ることもできそうです。
すずめは寒い冬をどうやって乗り切るの?
子育てを終えた後、すずめも冬を乗り切らないといけません。
その間はどこにいるのかなんて考えたことないと思います。
すずめは、子育てをした後は巣で過ごしません。
すずめにとっての巣は、子育て専用なのです。
では、寒い冬をどうやって過ごしているのか調べてみると、他の動物と同じように、越冬の準備をすることがわかりました。
すずめは、冬になると夏に比べてモコモコするそうです。
この理由は、寒い冬に耐えるために羽を蓄えるためとのこと。
具体的にどうなっているのかというと、羽毛を膨らませて空気を蓄えることで、冷たい外気から身を守っているのです。
なので、冬のすずめは丸くて可愛らしい見た目に変化しているのです。
冬でも冬眠せずに餌を求めて飛び回るので暖かくする必要があるためでしょうか。
日本ではなじみのある鳥なので、俳句の季語として「ふくらすずめ」と親しまれているようです。
この季語を耳にすると冬を想像できるというくらい、昔から人との関わりがある鳥ということがわかりますね。
まとめ
すずめにとっての季節というのは、人の季節でとらえることが出来ないのではないかと思います。しかし、すずめも暖かい季節に子育てをし、越冬の準備もすることがわかりました。渡り鳥ではないのに冬の支度をしていることに少し驚きましたが、無事に寒い季節を乗り越えることが出来ればよいと思いました。
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