スズメって私たちが住む日本においてはポピュラーな鳥ですよね。
しかし海外においても同じように生息しているのでしょうか。
スズメといっても、もしかしたらいろいろな種類があるのかもしれませんし、国においては珍しい鳥になり得ることも?
そんな世界のスズメの分布をみてきたいと思います。
スズメは世界中に生息している?
まず日本においては北海道から沖縄まで全国での生息が確認されています。
しかし本州から離れた離島には生息されていないこともあるようです。
スズメは留鳥といって、長い距離を移動する渡り鳥などとは違い通年、同じ場所で生息している鳥。
中には、夏と冬を移動したり、繁殖地と越冬地を住み分けたりするなどして移動をするタイプもいるようです。
移動といっても日本国内で山地から平地を行き来する移動のみですが。
世界でのスズメの分布はどうなっているのでしょう。
日本を中心として見てみると、東南アジア、中華圏、ロシアなどには広く分布しています。
またヨーロッパでもほとんどの国で見る事が出来るようです。
しかし北の寒い地方には生息せず、ロシアやヨーロッパにおいても北の地域では見る事ができないようです。
インドや中東、アフリカ全土ではほとんど生息しておらず、アメリカ合衆国ではスズメよりも大きいイエスズメが主流。
19世紀半ばにミズーリ州セントルイス市にスズメが移入されましたが分布域は広がっていません。
現在ではイリノイ州の一部で見る事ができるそうです。
生息する国によって都市部で見られるのか、農耕地で見られるのかも異なります。
アメリカ合衆国同様、イエスズメや他のスズメが生息している国もあり、ヨーロッパでの都市部ではイエスズメが多く見られ、対してスズメは農耕地で見られることが多いとのこと。
アジアの方では農耕地でも都市部でも、比較的に人間が生活をしている身近な場所に住み着く傾向にあるようです。
まとめ
スズメとイエスズメ、見た目はほぼ同じ。しかしイエスズメの方が一回り大きいんです。素人の目から見ると、あまり区別はつきません。しかし住んでいる区域が違うとなると、やはり似ていても共存は出来ないということなのでしょうか。
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