よく電線に大量にいるスズメは、日本人に親しまれている代表的な野鳥の一種ですが、どこで寝ているのか疑問に思う方もいると思うので、説明していきます。
スズメの寝る場所
天敵が多いスズメが電線の上などで寝たりはしません。
そのあたりにある普通の樹木をねぐらにしているのです。
しかも、騒がしい大通りに面した街路樹でもねぐらにしているのです。
森林が減っているので、街路樹でもねぐらにするのかもしれません。
スズメのねぐらは「集団ねぐら」といって、多数のスズメが集まってきます。
単独行動で周囲を警戒するのには限界があるので、仲間に手助けしてもらうため、集団行動します。
そして外敵を見つけたらすぐさま飛び立ち、仲間もそれに反応します。
そのため、探せば見つけるのは比較的簡単です。
スズメはどこに居ても見かける鳥ですから、探せばあなたの身近にも必ずねぐらがあるはずです。
スズメの寝る場所、見つけ方
雑木林、竹やぶ、公園など樹木のある場所に目をつけておきます。
屋根の瓦の間もねぐらにしている事もあります。
都会のマンションなどに住んでいる方は、街路樹に対象をしぼった方が見つけやすいです。
ここで重要になるのは、時刻です。
スズメは日没時刻になると集まってきます。
どんなに曇っていても正確に日没時刻前後に集まってくるのです。
新聞やネットで日没時刻を事前に確認し、10〜20分前ぐらいからスズメを探してみてください。
スズメが集まってくると特有の鳴き声が聞こえるのですぐに見当がつきます。
まとめ
スズメは、集団で寝るので、比較的見つけやすく観察もしやすいです。
しかし、今でも大変身近でありながら謎の多い野鳥なのです。
昔から比べると、今はスズメの数が半分以下になっているという研究結果もあります。
はっきりとした原因はわかっていません。
今、地球温暖化など、森林が減ったりなど、環境がどんどん変わってきているのも原因の一つかもしれません。
是非、この機会に観察してみてください。
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