私たちが生活する場において、身近に生息するスズメ。
目覚めと共にチュンチュンと鳴くスズメのさえずりを聞くと朝が来たことを感じさせますよね。
しかしそんなスズメの群れ。集団でチュンチュン鳴き合うのには何か理由があるのでしょうか。
調べていきたいと思います。
スズメのさえずり。仲間同士で何を伝えっているの?
スズメの鳴き方もいろいろ。
でも朝のさえずりは決まってチュンチュン。
仲間同士でお話ししているようにも聞こえます。
これは視力の弱いスズメにとっては最大のコミュニケーションの取り方。
例えばスズメのカップルのデートであったり、数羽集まっての井戸端会議であったり、ここは僕の縄張りだよ、とアピールしていたり。
鳴き方の微妙なニュアンスの違いでおそらく意味合いが変わってくるのでしょう。
私たち人間がスズメの会話を理解するには到底無理なことです。
しかし傍から見ると可愛らしく、のどかな光景に映りますよね。
そんな彼らも時には『ジュジュジュジュジュ・・・』のような普段とは違う鳴き方をすることも。
胸を反らせて、尾をあげて鳴く姿はなんだか怒りモードに入ったように見えます。
これはスズメ達が縄張りを守る為の威嚇をしているのだと言われています。
縄張りに侵入者が入ってきた時など警戒して集団で威嚇してみせたり、危険を仲間に知らせる時にこのような鳴き方になるとのこと。
やはり小さなカラダですから、一羽より二羽、二羽より三羽と、多くの仲間で威嚇をして鳴くことでスズメは自分たちのねぐらを守っているのです。
ちなみに朝早く鳴くスズメたち。
一体何時から起きているの?
調べによると、日の出の15分前頃にスズメは目が覚めるのだそう。
その日の天気も関わってくるので、毎日この時間!という断言はできませんが、晴れた日には昇ってくる日の光の刺激を受け鳴き始めるといわれています。
日の出後に鳴き始めることはほとんどないそうですよ。
まとめ
それにしても、鳴くことにより捕食者に狙われてしまうというデメリットもあるような気がするのですが。スズメにおいてはコミュニケーションの一端なのだから仕方ないのでしょうね。
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