住宅街や都会の真ん中でも気軽に目にすることのできる野鳥と言えば、ハトやカラスがいますが、すずめもその中に含まれます。
自宅のベランダにかわいいすずめが餌を啄みに来たらと考えると、ちょっと楽しそうですよね。餌をやりつつ野鳥を観察することにはバードフィーディングという名前も付いています。
ということで、今回はすずめの餌付け方法を調べてみました。
まずは注意事項から
野鳥は基本的に自然に採れる食物で生活しています。人間が餌を積極的にあげてしまうと、そこが餌場だと学習した鳥たちがどんどん集まり、ご近所さんへも騒音や糞害などの迷惑をかけてしまうことがあります。
人間の食べ物の味を覚えると、道行く人を襲うようになることもあるそうです。
そうなったら、野鳥が害鳥として駆除の対象になってしまうかもしれません。
餌をやらなくても、休憩所として鳥たち使われてしまって困っているマンションもあるらしいので、集合住宅なら特に気にしなくてはなりませんね。
鳥の種類ごとに好みの餌がある?
まず、野鳥にベランダが餌場であることを知ってもらいましょう。
野鳥の撒き餌という、様々な穀物がブレンドされているものがありますので、これを少量置いておきます。ミカンは、近所迷惑を引き起こしやすいカラスがつつきに来ないのであれば置いても大丈夫です。
2週間ほど様子を見て、餌が汚くなっていたら取り替えましょう。2〜4週間ほど立って野鳥が食べにくれば成功です。
すずめの餌のメインは穀物です。野鳥の撒き餌で十分でしょう。
しかし、これらの穀物の殻が、鳥たちが啄むことによって周りに撒き散らされてしまって迷惑になる……というような場合には、生米を置いてみましょう。殻が無いのできれいに食べてくれるそうです。
まとめ
すずめは小さいのでそこまで大きな迷惑にはならないかもしれませんが、バードフィーディングをしていて寄ってくるのはすずめだけではないかもしれません。
都市部の場合は特に、近所迷惑に気をつけた方がいいでしょう。こちらが止めたいと思っても、一度覚えてしまった餌場にはしばらく鳥が集まるでしょうから、それも気をつけたいところです。
もし階下に糞を落とせない状況であれば、餌台をベランダに設置すると防ぐことができるようです。
自宅で野鳥の観察をすることで、動物のことについてもっと興味を持ったり愛情が沸いたりすることも、バードフィーディングの楽しみです。節度を守って、ということを頭におきつつ、チャレンジしてみるのも面白そうですね。
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