スズメは、他の野鳥よりも人間の生活には身近な鳥です。
家の周囲だけではなく、換気口付近などに巣を作ることもあります。
そんな雛を狙っている野鳥もいます。
早く雛に孵って無事に巣立ってほしいと家に住んでいる人はやきもきします。
そこで、スズメの卵が雛に孵るのにはどのぐらいの期間がかかるのか、調べました。
スズメの卵が雛に孵る日数と巣立ちまでの期間。
スズメが産卵するのに5日ほどかかり、そこから卵を大事に温める期間が12日ほどあるようです。
そして、スズメの卵が雛に孵る期間は、だいたい2週間前後から10日間になるようです。
これはあくまでも目安で、実際は十分な餌を摂れたのかで成長の度合いでも変わってきます。
これが兄弟もいるとなると、早く生まれた雛と最後に遅れて孵った雛では、2、3日ぐらいの差がでることもあるようです。
また、巣立ちを迎えたとしても、すぐ自立して飛び立つわけではありません。
巣を中心にしてその周辺で動きはするものの、親スズメに手助けをしてもらい、世話になっている期間が10日ほどあります。
巣立ちを迎えてもうまく飛び回るまでは親が見守ってくれているんですね。繁殖時期は、そんな親子連れもよく見られるようです。
トータル、巣作りから始まって完全に巣立ちといわれるまでは50日ほどもかかるようです。
この巣作りから巣立ちまでの季節は、3月から8月頃で早ければ2月ぐらいから繁殖の時期に入ります。
季節をまたぐほど長い期間ですよね。
何とか雛たちが無事に巣立ってくれて、巣作りされていた家の人にすればホッとするところですが、まだ巣に親スズメがいることもあるようです。
スズメは巣を再利用します。
ときには、スズメの間で巣の取り合いもあるようです。
まとめ
家の近くに毎日のようにカラスが数羽止まっていることで不思議に思っていたら、スズメの雛を狙って来ていることがわかることもあります。カラスは、抜け目なく執拗に来るので、何とかカラスからスズメを守ってあげたいと、カラスを追い払ってあげる人もいるようです。とても気持ちがわかりますよね。ただ、カラスはとても頭のいい鳥です。自分に危害を与えた人の顔を数年は忘れないといいます。人間がいるだけで逃げていくこともあるので、あまり手荒なことはしないようにしたいですね。
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