日本では見ない地域がないと言われているどこにでも見られるスズメ。
ですが、意外とその生態はまだまだ知られていない事ばかり。
よくスズメを保護したなんてことも聞きますが、スズメとはどのような性格の鳥類なのでしょうか
日本各地に生息する身近な鳥類
北海道から沖縄まで生息するスズメ。
とっても小さくて、その小ささのあまり、カラスや猫などの外敵が多く、そのため警戒心がとても強いと言われています。
そんなに小さくて外敵も多いのではさぞかし臆病で消極的なのかとおもうとそうでもないのです。
もちろん外敵から身を守るためにとても警戒心は強いです。人間が少し近づいただけでとても俊敏に反応し、飛び立ってしまうのです。
集団行動で、餌をとる際に見張り役と捕獲役がおり、外敵が来るとすぐに飛び立てるようにしています。
警戒心が強くて攻撃的な肉食系
警戒心が強いのですが、決して消極的だというわけではありません。スズメは異性に対してはとても攻撃的です。
なので、ライバルのオスがいると途端に相手を蹴散らそうと喧嘩が始まるほどです。
メスと取り合いオス同士戦うので、決して消極的でも臆病でもないという事がいえるでしょう。
なかなか肉食な一面があるのです。
頑張って生きているスズメ
警戒心が強く、俊敏ですが、ストレスにはとても弱いのです。
なので、安易に怪我や病気などで弱っているヒナやスズメを保護する他はスズメをむやみに捕まえようとしない方がいいです。
ただでさえ全長が14㎝ほどしかない小さな個体なので、産まれてから一年以上生きられるスズメというのはなかなかいないと言われています。
外敵に襲われたり、けがをして動けなくなったり、事故に遭ったりするのでスズメは生きていくのがやっとなのです。
何かの理由で保護したスズメも無事に自然に帰れるようになるのはごくわずかなのです。
まとめ
スズメは身近にいながらまだ生態がよくわからないことがある鳥類です。警戒心が強いのですが、保護したスズメが人間に懐き手乗りスズメになったりするという事が良くあります。スズメにも性格があるので、警戒心が少ないスズメもいるのかもしれませんね。
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