すずめは、昔から親しまれてきた野鳥ですが、意外とその生態について知っている方は、少ないと思います。

今回は、すずめは、色を認識できるのか、説明していきます。

すずめを含めて鳥の色の認識力

一般に視覚は人間よりも優れていると言われています。

色に関しては、人間が赤・緑・青・の三色を組み合わせて様々な色を認識しているのに対し、鳥は赤・緑・青・青に近い紫外線の四色を組み合わせて様々な色を認識しているようですから、人間よりも詳細な色の世界を見ているようです。

4原色で何がわかるかと言うと、1つには、紫外線が見えるという事が重要になります。

自然界で役立つ紫外線が見えるというのは、何かというと、例えば、鳥は、食料となる実は紫外線をよく反射するので、鳥は木の実を遠くからでも見つける事が出来るのです。

すずめ 色 認識

すずめの雌雄をなかなか見分けられないことから、色々な説が言われております。

しかしどれも確実では、ありません。

たとえば、色の濃さであれば雌雄以上にすずめの成長度合いによって変わりますし、模様についても個体によって変わります。

鳴き声だってほとんど同じなので、やはりぱっと見で見分けるのは難しいものと思われます。

もしかしたら、人間には、見えない青に近い紫外線を認識する力で判別しているのかもしれません。

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まとめ

すずめは、きちんと色を認識しています。しかも、人間以上の認識力があり、青に近い紫外線まで見えるのです。

スズメのような小鳥は光るものを怖がることが多いです。ですから、田んぼの稲の収穫時期に鳥よけに光るテープが使われたりしているのです。光るものは、大きな生き物の目玉のように思うのです。しかし目は光っているものを感知する能力があり、目玉の奥に写った光が反射します。すずめはそれを視覚で感知しているので、光が反射して光っていると見えたら逃げるぐらい認識力があるのです。
すずめに限らず鳥全般は、色の認識力があり、それをまた有効に使っています。すずめは、特に天敵も多いですから、色の認識力は、大変重要なのです。

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