スズメは、冬を迎えても渡り鳥のように移動する事なく、今まで住んできた場所で生活します。

冬にスズメの鳴き声を聞いた方も多いと思います。

では、スズメの冬の過ごし方について説明していきます。

冬の寒さに耐えるため大きくなる

寒い時期に見かけるスズメは夏のスズメに比べて大きく、太って膨らんでいるように見えます。

これは寒い冬の気温に耐えるために羽根を蓄えた結果です。

羽毛を膨らませ、そして空気を蓄えることで、冷たい冬の気温から身を守っているので、太って膨らんだ様な見た目になるのです。

スズメ 冬 過ごし方

集団で生活する

スズメは、もともと集団で行動しますが、冬になると更に常に集団で行動するようになります。

集団で暖を取り、集団で餌も探します。

しかし、まだ若いスズメは、冬を越せない事も多く、生き残れるのは、ほんのわずかなのです。

スズメは、雑食性なので、なんでも食べますが、自然界の冬では、なかなか餌にたどり着けないため、人間のすみかまでやってくることも珍しい事では、ありません。

庭やベランダまでスズメがやってきて目撃することも多々あるでしょう。スズメは、大食漢なので、餌が少ない冬というのは、とても厳しいのです。

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まとめ

スズメは、冬眠する事もなく、仲間と支え合い、集団活動し、暖を取り、餌を探し回って、なんとか冬を過ごしています。

大量に餌を必要とするスズメにとって餌の少ない冬は、とても厳しいものなのです。

しかし、どんな生き物も冬眠または、暖かい地域に渡ったりと工夫しながら、冬を越します。

冬眠する生き物でも、亡くなってしまう事もあるので、寒さに弱い生き物は、冬とても苦労しています。

人間の飼育下では、ヒーターなどをつけてあげたり出来ますが、スズメは、そういった生き物では、ありません。

人に懐くような鳥でもありませんし、自分たちの力だけで、乗り切っているのです。

そんな過酷な冬を乗り越えて暖かい春を迎えてもらいたいですね。

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