雀が道路でうずくまっていたり、ピョンピョンしているものの、一向に飛ぶ気配がないと思っていたら、どうやらケガをしていたなんて光景を目にすることがあります。
痛々しくて保護して、何かできることがあればしてあげたいと思いますよね。
そんな飛べなくなっている野生の雀を保護したものの、どんな処置をしたらいいのかを中心に調べました。
飛べない雀の保護と処置の方法は?
すでに大人になっている雀が、ケガをした状態のときには慎重になったほうがいいようです。処置といっても素人にできることが限られています。
翼がだらんと垂れ下がっていたり、足がぶらぶらとしているような様子が見られるようなら、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。
羽や足を治してあげるには専門的な知識が必要です。
何もせずにそのまま数日経ってしまうと、元に戻すことができなくなります。
動物病院に連れて行くときには、雀の体をもつときにも注意しましょう。
まず、雀を掴むときにはやさしく力を入れずに、翼をたたんだ状態でつかみます。
あまり強くつかむと内臓が圧迫されてしまうこともあるようです。
小鳥の体はデリケートなようですから、掴むときには注意が必要ですね。
そして、雀を包むタオルや布などを用意しましょう。大きさは、雀の体を覆うぐらいの大きさのものにします。
その状態で、カゴや段ボールなどの箱の中に入れます。
ダンボールには空気穴も開けておきましょう。
あまり暴れるようなら、タオルや布で包むときに頭からすっぽり包むようにして、目が見えない状況にしたほうがいいようです。
こうすれば見えなくなるのであまり暴れることがないようです。
もし、雀の体に傷があり血が出ているような状態なら、ガーゼなどや柔らかい布などで押さえて血を止めます。
傷があっても、血が止まっているようならその部分は触らないようにしましょう。
あとは、専門家に見てもらえば大丈夫です。
まとめ
雀を保護したら、住んでいる地域に保護センターがないのか確認してみましょう。雀は鳥獣保護法で守られています。どうすればいいのか聞いてみたほうがいいかもしれません。鳥獣保護法は、鳥獣と自然を守る意味があります。本当ならケガしたスズメは、そのまま自然のなりゆきになっていたと思います。そこで人間が手を出してしまうと、生態系が壊れてしまうことにもなりかねませんよね。保護するときには十分考えて行動したほうがいいかもしれません。
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