季節に関係なくハトもスズメも元気に飛び回っている姿がよく見られますね。
カラスもあちこちで見られますが、カラスが近づくと、ハトもスズメもパッといなくなることもあるようなので、やはり怖いのかもしれませんよね。
カラスとは共存しているとは言えなくても、ハトとスズメは共存しているのでしょうか。
ここでは、スズメとハトの関係を調べました。
スズメとハトは共存しているの?
スズメとハトに餌をまくと、ハトはスズメに餌を取られてしまうので、スズメに対して威嚇するような行動を見せます。
自分の取り分を横取りされてしまうので納得はできますよね。ただ、ハトもそれほど本気で威嚇しているようにも見えません。
スズメは、ハトに威嚇されながらも、飛び立つそぶりを見せては、また降り立ち、残っている餌を食べては飛び立ち、まるでハトのご機嫌を伺うように餌にありついているようにも見えます。
ところが、スズメは、ハトに餌を横取りされるようなことがあっても、ハトを追っ払うこともなくただひたすら食べています。
こんな様子を見ると共存している関係と考えられるかもしれません。
そもそもハトはスズメよりも体は大きいです。
そんなところからも、スズメがハトに遠慮しているのかもしれませんよね。
ケヤキの実を目当てハトが飛んで実を食べているところに、スズメも現れるようですが、ハトは夢中で食べているものの、スズメはやはり飛んだり枝に止まったりしながら、何とか実にありついている様子のようです。
ある意味奪い合いになるかもしれませんが、餌をお互いに食べ合うのであれば共存といえるのかもしれません。
ただ、繁殖期になると様子が変わることもあるようです。
鳥は、無用な争いをするわけではありませんが、子育ての時期は、鳥たちが神経質になる特徴が見られます。
体が大きかろうが、子供を守るためにスズメも負けてはいられないのかもしれません。
ひょっとしたら、スズメは、ハトからおこぼれをもらえることを学習して、ハトの近くにいれば餌をもらえるチャンスがあることを本能で知っている可能性もありますよね。
まとめ
共存という言葉が正しいのかはわかりませんが、とりあえずはハトとスズメは敵対するほど仲が悪いわけではなさそうですね。見た限りでは、ハトはスズメのことを追っ払うようなそぶりを見せながら、まあ仕方ないか・・と思っている雰囲気を感じるのは、私だけでしょうか。
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